世界マーケティング短信:カンヌライオンズ、3年ぶりに現地開催
今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。
Z世代の関心を惹きたいブランドに、当のZ世代は何を期待しているのか。デブリーズ・グローバル(DeVries Global)のシンガポール支社でコンサルタントを務めるゴードン・チュア氏が、Z世代の視点について語った。
グループエム(GroupM)によると、実体経済と広告費の乖離が拡大しており、2022年の広告費見通しは「予想されているほど悪くない」という
女性の視点を反映した世界的規模の広告賞「ゲレティ・アワード 」。日本で審査員を務めた面々が、業界におけるジェンダー平等、女性がより共感できるストーリーの必要性などを語り合った。
新興のチャネルが消費者の人気を博している。ブランドの広告支出でも大きな割合を占め、その活用に注目が集まる。
単に作品を作るということと、変化を生み出す作品を作るということでは、全く意味が違う。クリエイティブ業界は、前者ではなく、後者をこそ重視すべきだ。
メタバース上のキャンペーンは始まって間もないため、成果の測定方法については、マーケターの間でもまだ共通認識が確立されていない。専門家はこれをシンプルかつ効果的に行う方法を議論している。
6月はプライド月間。プライドを支援しながら、反LGBTQを掲げる政治家に献金する企業がある。活動家たちは、矛盾する姿勢を追求する構えだ。
Campaign Asia-Pacificが、カンターと共同で実施している定例調査によると、方針策定と意識向上は業界の重要課題だ。だが、給与の不公平、職場のストレス、ジェンダーハラスメントの現状はほとんど変わっていない。
ニールセンが「アニュアルマーケティングレポート2022」を発表した。グローバル規模の調査でわかったのは、ブランド認知と信頼性がこれまで以上に重要になっていること、そして有意義なエンゲージメント向上のために社会的責務の全うが欠かせないということだ。
バーチャルアイテムの購入金額は、本業を凌ぐ勢いだ。バーチャルアイテムは、ブランドにフロンティアを切り開くのだろうか。
米スプラウト・ソーシャル社の最新調査で、マーケターと消費者との間でメタバースへの関心度に大きなギャップがあることがわかった。
新キャンペーン「Shut Up Sexism」と中国のコーズマーケティング戦略の成果について、LuxブランドVPのセブリーヌ・ボーレオン氏が語る。
21人の児童と教員が射殺された惨劇を受け、オムニコムとインターパブリックグループ(IPG)のCEOが社内向けメッセージを送った。オムニコムCEOは、「常識的な銃規制を」と呼びかける。
エージェンシー・レポートカード分析:2021年は、目を引く新コンセプトの発表よりも、イノベーションの地域拡大と商用化が優先されたようだ。
エージェンシー・レポートカード分析:調査に協力した大手エージェンシー41社は、サステナビリティが最重要課題であることには同意したものの、その実践と施策にはばらつきがみられた。
今年で19回目となるCampaign Asia-Pacificの「エージェンシー・レポートカード」。2021年、アジア太平洋地域(APAC)の主要エージェンシーはどのような実績を上げたのか。ビジネスやイノベーション、クリエイティブといった観点から総合的に査定する。
ADKはシンガポールやベトナムのユニットが牽引する形でデジタルトランスフォーメーションを加速させたが、国内の成長は鈍いものだった。DEIへの関心が相変わらず低いことも、深刻な問題と言わざるを得ない。
春節(旧正月)が近づくと中華圏を中心に増えるのは、家族の絆をテーマとした心温まるCMだ。だがマレーシアのRHB銀行がこのたび公開したのは、そういった典型的な表現とは一線を画すCMだった。
名だたる広告賞での受賞は、クリエイターにとって大きな目標の一つ。だが賞獲得を狙って突っ走り、広告の本来の目的から逸脱していく様子を、一般人に置き換えてみると……?
フォースマン&ボーデンフォース(Forsman & Bodenfors)が手がけるアジア向けキャンペーン「あなたの美しさを表現しよう(Broadcast Your Beauty)」は、ウォーホルの描くマスメディア、アート、商業の融合をテーマとしている。
トップ記事と新しいキャンペーン情報
速報メールを受け取る