世界マーケティング短信:スポティファイ、従業員の17%を削減へ
今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。
プライバシー規制は、メタ、グーグル、アマゾンまでがメディアミックス・モデリングの必要性を感じるほど、測定能力を著しく低下させている。Campaignは、マーケターも彼らに追随すべきか調査を行った。
「クリエイティブエージェンシー・オブ・ザ・イヤー」の金賞に輝いたのは日本ではTBWA HAKUHODO、韓国ではオグルヴィ。全ての部門で最も多くの金賞を獲得したのはアクセンチュアソングだった。
最近実施された調査によれば、消費者の半数以上(60%)が、生成AIによってデザインされたクリエイターコンテンツを好む傾向にあるという。
若手クリエイターに、より大胆で実験的なストーリーを制作させるにはどうすればいいのだろうか?もしかすると、生成AIが、彼らがコンフォートゾーンから抜け出すための答えになるかもしれない。Campaignの編集者ショーン・リムが私見を語った。
ブランディング専門会社インターブランドが毎年発表する、ブランド価値のランキング「ベストグローバルブランド」。多くのブランドの成長が鈍化するなか、アップルが11年連続で首位を守った。
カラ、アイプロスペクト、Dentsu Xの生産性向上を目指し、ハミッシュ・キニバーグ氏が新たな戦略を担っていく。
ドイツよりも大きな経済規模を持ちながらも、人口が減少している日本は、ユニークな市場でありながらチャンスに溢れている。
最新の「エデルマン・トラストバロメーター」が発表され、アジア太平洋地域(APAC)を含む世界の人々の気候危機に対する認識が明らかになった。
マーケティング業界にとって長年の課題である燃え尽き症候群(バーンアウト)。では、単純作業を肩代わりしてくれるAI(人工知能)はストレスや疲労を軽減する解決策となるのか。VCCPのマネージングパートナーが語る。
2023 AdColorカンファレンスの登壇者たちは、現在のAIトレーニングの欠陥について言及した。(註:AdColorは、広告業界の多様性を推進する団体)
COVID-19対策の緩和や、デジタルの新技術への投資などにより、博報堂のビジネスは回復した。しかし組織文化の創出やDEIへの対応を、より優先させていく必要がある。
評価に値する作品、戦略的な買収、サステナビリティーの目標達成に向けた動きがみられたADK。だがDEIのあまりに酷い進捗状況と、入札談合事件にまつわる懸念は残る。
2022年は、電通にとって大きな変革の年となった。巨大なクリエイティブエージェンシーを立ち上げ、数々の主要広告賞も獲得。今後の課題は様々な文化的背景を持つ従業員をどうまとめ、質の高いコラボレーションを実現するかだ。
男性ボーカルグループのスターを集め、架空のグループを結成。「私の子ども時代のすべてが、一つのステージに!」「アルバムとツアーを実現して」と反響は上々だ。
ポテトチップスを購入し、パッケージをアプリでスキャンするたびに、じゃがいものキャラクターが成長していく。カルビーがこの春、NFTを活用したキャンペーンを実施した。
箸やフォークを使った食事は、視覚障がい者にとって決して楽なものではない。ならば、手を使って直接口に運ぶ寿司の食べ方でその課題を解決できないか −− TBWA HAKUHODOが新たな食体験の創造に挑む。
P&Gの洗剤ブランド「アリエール」がインドで、2015年から男性の家事参加を訴求し続けてきた「Share The Load」キャンペーン。その新作動画が公開された。
聴覚過敏の人々は、身の回りの音に強いストレスを感じ、日常生活に支障をきたすことも。だが音をすべて遮断するだけでは、困りごとは解決しないという。
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