世界マーケティング短信:トランスジェンダー支援につまずく企業
今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。
2022年のカンヌライオンズ受賞作のうち、4作品を除きすべてが「パーパス」をテーマにしたものだったことから、「賞のために作られたキャンペーン」は真正なものかどうか、議論を呼んでいる。
マースが、リテールメディアを、売上拡大のためだけでなく、総合的なブランド体験を高めるために、どう活用しているのか、同社のグローバルメディア責任者に話を聞いた。
箸やフォークを使った食事は、視覚障がい者にとって決して楽なものではない。ならば、手を使って直接口に運ぶ寿司の食べ方でその課題を解決できないか −− TBWA HAKUHODOが新たな食体験の創造に挑む。
広告業界は人材を選ぶ基準を改め、アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)を取り除くべし −− マーケティング業界の人材養成スクールの創設者が語る。
Campaign Asia-Pacificが毎年、アジア太平洋地域(APAC)の優れたマーケターを選ぶ「パワーリスト(Power List)」。今年は日本から2名が選出された。
アジアは、15億人がPCゲームやモバイルゲームを楽しむ、世界最大のビデオゲーム市場だ。そして2023年、ゲーム業界に新たな課題とチャンスがもたらされようとしている。
1つのAI(人工知能)のCO2排出量は、自動車1台のライフサイクル分の約5倍 −− ほとんど語られることのないAIの環境面への影響を考える。
イーロン・マスク氏は、これまで広告嫌いで知られていたが、テスラの広告を出稿する可能性について言及した。
今年で20回目を迎えたCampaign Asia-Pacificの「エージェンシー・レポートカード」。アジア太平洋地域(APAC)の主要エージェンシーはこの1年間、どのような実績を上げたのか。ビジネス成長やイノベーション、クリエイティビティーといった切り口から総合的に評価する。
カンヌライオンズ・インダストリークラフト部門審査委員長インタビュー:電通の八木義博氏が、最高の作品を選ぶためのプロセス、インサイト、感性について語る。
ソーシャルメディアで人気のクリエイターを、正社員として雇うエージェンシーが徐々に増えている。果たしてクリエイターは企業文化に適応でき、クライアントの要求に応えられるのか。
COVID-19対策の緩和や、デジタルの新技術への投資などにより、博報堂のビジネスは回復した。しかし組織文化の創出やDEIへの対応を、より優先させていく必要がある。
評価に値する作品、戦略的な買収、サステナビリティーの目標達成に向けた動きがみられたADK。だがDEIのあまりに酷い進捗状況と、入札談合事件にまつわる懸念は残る。
2022年は、電通にとって大きな変革の年となった。巨大なクリエイティブエージェンシーを立ち上げ、数々の主要広告賞も獲得。今後の課題は様々な文化的背景を持つ従業員をどうまとめ、質の高いコラボレーションを実現するかだ。
箸やフォークを使った食事は、視覚障がい者にとって決して楽なものではない。ならば、手を使って直接口に運ぶ寿司の食べ方でその課題を解決できないか −− TBWA HAKUHODOが新たな食体験の創造に挑む。
P&Gの洗剤ブランド「アリエール」がインドで、2015年から男性の家事参加を訴求し続けてきた「Share The Load」キャンペーン。その新作動画が公開された。
聴覚過敏の人々は、身の回りの音に強いストレスを感じ、日常生活に支障をきたすことも。だが音をすべて遮断するだけでは、困りごとは解決しないという。
「Create Real Magic」キャンペーンでは、コカ・コーラのビジュアルイメージに、参加者のクリエイティビティを加えたアート作品の制作を呼びかけている。
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