Ryoko Tasaki
2019年9月02日

JWTとワンダーマンが合併 CEOに北島広宣氏が就任

WPPのマーク・リードCEOが昨年末に打ち出した構造改革戦略の一環として、このたびJWTとワンダーマンが合併した。

(左から)北島広宣氏、新沢崇幸氏
(左から)北島広宣氏、新沢崇幸氏

ジェイ・ウォルター・トンプソン・ジャパン(JWT)とワンダーマンジャパンが合併し、ワンダーマン・トンプソン・トウキョウとなった。

両社ともWPPグループに属しており、グループの中核であるJWTと、デジタルおよびデータ・ドリブン・マーケティングの第一人者であるワンダーマンが合併することで新たなクリエイティブカンパニーとなる。未来の課題を解決できる「Future Proofなクリエイティブカンパニー」が、目指す姿だ。

CEOは北島広宣氏(前JWTマネージングディレクター)、CCOには新沢崇幸氏(前TBWA HAKUHODOシニア・クリエイティブ・ディレクター)が就任する。

北島氏は本日発表されたリリース内で「この日本においてブランディング、クリエイティビティ、データ&テクノロジーを融合した『未来の課題を解決するクリエイティブカンパニー』」としてオンリーワンの存在であることを実証していきます」とコメント。新沢氏も「未来に先回りするクリエイティブを一緒に作っていきましょう」と意欲を見せる。

なお、法人としての登記は2020年前半を予定している。

(文:田崎亮子)

 

提供:
Campaign Japan

関連する記事

併せて読みたい

13 時間前

クリエイティブマインド : メリッサ・ボイ(MRMジャパン)

気鋭のクリエイターの実像に迫るシリーズ、「クリエイティブマインド」。今回ご紹介するのはMRMジャパンのシニアアートディレクター、メリッサ・ボイ氏だ。

13 時間前

世界マーケティング短信: TikTok米事業、売却か撤退か?

今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。

21 時間前

ブランドがパロディー動画に乗り出す理由

エンターテインメント要素のあるストーリーテリングは、消費者からの注目を集めると同時に、ブランドに創造的な自由を与える。

22 時間前

生成AIは、eメールによるカスタマーサポートをどのように変えるか

従来のチケット管理システムでは、現代の顧客からの期待に応えられない。企業はAIを活用してeメール戦略を洗練させ、シームレスな顧客体験を提供する必要があると、イエロー・ドット・エーアイ(Yellow.ai)のラシッド・カーン氏は主張する。