世界マーケティング短信:日本の検索連動型広告が1兆円を突破
今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。
男性優位の市場でシニアリーダーに登りつめたマッキャン・ワールドグループ・ジャパンCEOのジ・ワトソン氏。これまでの来し方や、日本社会のジェンダー平等における課題を語る。
世界のジェンダー平等は、綱渡りの状態にある。ジェンダー格差を是正しようとするブランドは、これを女性だけの課題としてではなく、世界の人類にとって最大の課題として扱うべきだというのが、行動分析学者ベイリー・ベリンギー氏の見解だ。
独自のリーダーシップを発揮し、イノベーション戦略を展開する楽天の河野奈保チーフマーケティングオフィサー(CMO)。普段ユーチューブを見る際も、「効率性」を信条とする。
インスタグラムとフェイスブックは、オーガニック(自発的)なエンゲージメントをブランドにもたらしている。一方、TikTok ではインプレッションが減少し、X の広告価格は下落している。
大手広告エージェンシーによる寡占状態が続く日本の広告市場。そんななか、小さいながら存在感を発揮する独立系エージェンシーが増えている。彼らはどのように成功を手繰り寄せているのか。
人々がスキル開発のため常にアクセスするプラットフォームとなることを目指し、リンクトインがプレミアム会員のブランドキャンペーンを展開している。
AIを使っても使わなくても、広告にユーモアを復活させることは非常に重要 −− BBDOのグローバルCEOが語る。
パーソナライズ化が重視される時代、マーケターは世界で最も人気が高いコミュニケーションチャネルの1つを見逃していないだろうか。
3Dサイネージからラスベガスの「スフィア」まで、デジタルOOHの進化に伴い、ブランドは消費者の関心を引こうと新たなチャンスを見出している。
ジェームス・スワン氏はピッチへの結果を待つ間、自分たちのエージェンシーがブリーフに対応するために12,000米ドル以上のリソースを投じていることを知った。 (「ピープル・ファーストのビジネス」を自称していながら)エージェンシーに結果を知らせることを怠っているブランドのために、である。
「クリエイティブエージェンシー・オブ・ザ・イヤー」の金賞に輝いたのは日本ではTBWA HAKUHODO、韓国ではオグルヴィ。全ての部門で最も多くの金賞を獲得したのはアクセンチュアソングだった。
COVID-19対策の緩和や、デジタルの新技術への投資などにより、博報堂のビジネスは回復した。しかし組織文化の創出やDEIへの対応を、より優先させていく必要がある。
評価に値する作品、戦略的な買収、サステナビリティーの目標達成に向けた動きがみられたADK。だがDEIのあまりに酷い進捗状況と、入札談合事件にまつわる懸念は残る。
2022年は、電通にとって大きな変革の年となった。巨大なクリエイティブエージェンシーを立ち上げ、数々の主要広告賞も獲得。今後の課題は様々な文化的背景を持つ従業員をどうまとめ、質の高いコラボレーションを実現するかだ。
1600年にわたって女性やLGBTQ+の存在を見えないものとして扱ってきた、日本の漢字。未来に対する希望を込めた新しい漢字を提案する展示会が、都内で開催された。
男性ボーカルグループのスターを集め、架空のグループを結成。「私の子ども時代のすべてが、一つのステージに!」「アルバムとツアーを実現して」と反響は上々だ。
ポテトチップスを購入し、パッケージをアプリでスキャンするたびに、じゃがいものキャラクターが成長していく。カルビーがこの春、NFTを活用したキャンペーンを実施した。
箸やフォークを使った食事は、視覚障がい者にとって決して楽なものではない。ならば、手を使って直接口に運ぶ寿司の食べ方でその課題を解決できないか −− TBWA HAKUHODOが新たな食体験の創造に挑む。
P&Gの洗剤ブランド「アリエール」がインドで、2015年から男性の家事参加を訴求し続けてきた「Share The Load」キャンペーン。その新作動画が公開された。
聴覚過敏の人々は、身の回りの音に強いストレスを感じ、日常生活に支障をきたすことも。だが音をすべて遮断するだけでは、困りごとは解決しないという。
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