語学学習アプリ「デュオリンゴ(Duolingo)」のフクロウのマスコット「デュオ」が日本ブランドの人気キャラクターと戦う相撲大会が、今月初めに都内で開催された。
参戦したのはソニック(セガ)、ざっくぅ(ジェイコム)、Ponta(ロイヤリティマーケティング)など8体。プレスリリースによると、続く猛暑でやる気や集中力が奪われがちな時期だからこそ、遊び心のあるイベントを通じて語学学習に前向きに取り組むきっかけを届けたいとのこと。会場には100名を超える観覧者が参加し、開会式では学習連続日数トップ3のユーザーの表彰も行われた。
デュオリンゴで日本担当ソーシャルメディア・マネージャーを務める山根文麗氏は「これは私たちが日本で実施したソーシャルキャンペーンの中で最も挑戦的で、象徴的なものにする必要があることは明らかでした」と語る。「相撲もマスコット文化も日本で深く愛されており、ここにデュオを参戦させたらどのようなカオスが巻き起こるか、試してみました」。
企画を担当したウルトラスーパーニュー(UltraSuperNew)のクリエイティブディレクター、アンドレス・アギュラー氏はこのように語る。「マスコットにとって、日本はまさにトップレベル。競争は苛烈で、可愛さのレベルはずば抜けており、ファン層も熱狂的です。そこで、デュオの人気を勝ち取らせるため、鍛え上げた上半身、少しの張り手、そしてたくさんの四股を駆使したのです」。
デュオリンゴはこれまでにもSNSでたびたび話題になっている。今年2月には、デュオが「死亡した」という投稿に、さまざまなブランド公式アカウントが反応していた。
(文:田崎亮子)