視点

2025年10月22日

APACのメディア価格、4.6%上昇

世界的にメディアの価格上昇率は緩和傾向だ。アジア太平洋地域(APAC)では日本の価格が安定し、インドや香港では急騰している。

2025年10月21日

アップルのブランド価値が低下、それでもランキング首位を維持

インターブランドの調査によると、アップルのブランド価値は4%低下したものの、世界で最も価値のあるブランドとしての地位を13年連続で維持した。そのすぐ後にはマイクロソフト、アマゾン、エヌビディアが続く。

2025年10月16日

AI活用のメンタルヘルス 信頼性に疑問

メンタルヘルス対策に導入されるようになったAI。だが英調査会社ユーガブがインドネシアと香港で行った調査で、「プライバシー」「共感性」「パーソナル化」などの点で人々に抵抗感があることがわかった。

2025年10月15日

言葉がブリーフを台無しにする理由

マーケティングブリーフは、業界で最もコストの高いWord文書だ。しかもその半数近くは、何の意味も無いバズワードによって台無しになっている。

2025年10月09日

なぜ人間よりもGPTに対して、良いフィードバックを与えるのか?

率直さは職場において、非常に大きな力を発揮するはずだ。しかし、私たちはどういう訳か、最も有用なフィードバックを機械にのみ与える。

2025年10月08日

X世代の消費額、2030年には5.7兆ドルに

消費額が兆規模に達する1965年〜80年生まれのX世代。彼らの61%はアジアに、そしてその4割近くは中国に居住する。だが依然として、彼らはマーケティングの「レーダー」にはっきりと捉えられていない。

2025年10月01日

ブランド・アクティビズムの理想と厳しい現実

ベン&ジェリーズがユニリーバと「合併」してから25年が経った。チェリー・ガルシア味のアイスクリームを生み出した同社は、創業時からの価値観を予想以上に長く守り続けてきたが、そのヒッピー的な理想が薄れつつあるとエリック・ブレ氏は説く。

2025年10月01日

広告主へ AIに過度な期待は禁物

テクノロジーへの多大な投資の結果、広告業界は均質的なコンテンツを大量に生産するようになった。差別化がカギとなる業界にとって、これは危険な兆候だ。

2025年9月23日

人々はなぜ、WPPの悪口を言うのが好きなのか?

広告業界は、落ちぶれるのは誰がと予想することが大好きだ。しかしWPP、ピュブリシス、アクセンチュアのいずれも、まだ未来を予測できていない――さまざまな広告大手で経験を積み、現在はコンサルタントのドナルド・ピリー氏はこう指摘する。

2025年9月10日

変化に備えよ 広告業界は今後2年間で激変する

WPPのCEO交代と、電通グループの海外事業の売却可能性。これらは、世界的に広告業界に大きな変化が訪れようとしていることを示す、ほんの2つの兆候に過ぎない。

2025年9月10日

クリエイティブアイデアに「個人的意見」は無用

クリエイティブアイデアを批評することは、誰にとっても簡単だ。だが、そうした意見は決して的を得たものではなく、弊害あるのみと専門家は説く。

2025年9月01日

電通の事業売却 広告業界の「恐竜たち」の運命

電通が海外事業の売却を模索し始めた。さらにはWPPの混迷、オムニコムとIPGの合併……。広告業界の「巨人」たちは確実に岐路にある。「この状況は自然淘汰」 −− マーケティングコンサルティング会社トリニティP3の創業者ダレン・ウーリー氏が説く。

2025年8月28日

アジア市場に再注目する、欧州サッカー界

この数年、アジアへの投資を強める欧州の名門サッカークラブ。狙うのは消費意欲の高い、膨大な数の若年層だ。

2025年8月25日

アジアがグローバルな舞台で勝つには、域内の結束が必要だ

アジアの広告界にはクリエイティブな人材、キャンペーン、そして数々の賞が揃っている。欠けているのは市場を超えて互いを理解し、解釈し、擁護し合うことだとデイビッド・ゲレーロ氏は指摘する。

2025年8月18日

あるクリエイティブエージェンシーの、「セクシーな夏」

スナック菓子「ドリトス」とアダルトグッズメーカー −− 共にセックスをテーマとしたキャンペーンを、北米のクリエイティブエージェンシーが公開した。

2025年8月07日

アジアのブランドにとって、スポーツマーケティングはなぜ重要か

国民的ヒーローやニッチなスポーツを通じて、その国の文化と一体になるストーリーテリングを −− スポーツマーケティングの専門家が語る。

2025年8月04日

英M&Sの広告、社会的責任に反するボディイメージの描写で禁止に

英広告基準局(ASA)は、マークス&スペンサーの2つの広告に関する4件の苦情を受け、そのうち1件を禁止した。

2025年7月30日

カンヌライオンズのケースフィルムを廃止すべき理由

DM9のスキャンダルは、単なるAIの問題ではない。キャンペーンの成果そのものでなく、その見せ方を評価するという時代遅れの慣習が露呈したのだ。

2025年7月29日

エージェンシーとクライアントの「夫婦療法」

クライアントとの関係に不安を抱くエージェンシーは、すぐに話し合いを始めるべき −− 強固な信頼関係は端から有り得ない、とコンサルティング会社トップは語る。

2025年7月23日

ジャーナリズムの最後の砦は、団結なのかもしれない

コンテンツの有料化では、AIによるスクレイピングからジャーナリズムを救うことはできない。パブリッシャー同士で競い合うことをやめ、AIプラットフォームが無視できないような共同ライセンスや、ターゲティング能力の強化に着手すべきだと、マーティン・バーティルソン氏は主張する。