Campaign Japan
2021年4月02日

眠れない理由を子守歌に

良質な睡眠を妨げる要因を子守歌に変えてくれるキャンペーンに、具体的なエピソードが集まっている。

睡眠をサポートする飲料「ノー・アグリー(No Ugly)」が、オリジナルの子守歌をシリーズで公開した。眠りを誘うような歌声だが、歌詞にあるのは「隣のバックパッカーが午前3時に騒いでいる」「仕事にやりがいはなく、上司は嫌な奴」「体の相性は最悪だがセクシーでお金持ちな彼氏と、一生一緒に過ごせるだろうか」と、イライラや不安で眠れなくなりそうなストーリーばかり。制作は、イノセアン・オーストラリア。

広告界の人間が特に共感を覚えそうなのが、「プレゼン資料のフォントはArialだと、メイシーにあれほど何回も言ったのに、なぜTimes New Romanのままなのか。最新のブランドガイドラインを読まなかったのか」という歌詞だろう。

なおキャンペーンの一環として、消費者からの「眠れなくなるようなストーリー」をインスタグラム上で募集中だ。

「頭を切り替えられず、考えを巡らせてしまう」」「同居人のいびきや歯ぎしりが酷い」といった普遍的なものから、「新型コロナウイルスの検査を

し、陰性の結果が届くまでの間」といった、このご時世ならではのエピソードがコメント欄に寄せられている。

(文:田崎亮子)

関連する記事

併せて読みたい

2022年1月21日

世界マーケティング短信:ブランドのパーパスと利益

今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。

2022年1月20日

Z世代とつながる鍵は、インクルージョンと文化的アイデンティティ

所得格差の拡大を懸念するZ世代は、ラグジュアリーブランドが表わすイメージへの期待を、高級感や憧れから、本物であることや入手のしやすさへと変化させている。M&Cサーチパフォーマンスの戦略およびカスタマーインサイト担当責任者は、そう指摘する。

2022年1月20日

これからの企業PRのあり方とは?

ビジネスや社会環境における分断がますます進行するなか、コミュニケーション責任者やビジネスリーダーは2022年、何を優先すればよいだろうか? APAC(アジア太平洋地域)の業界関係者に話を聞いた。

2022年1月20日

「人材の流動化」を生かす:へガーティ卿

昨年、フリーランスの人材とエージェンシーとをマッチングさせる会社「ジーニー(Genie)」を立ち上げたジョン・へガーティ卿。「ダイバーシティーの実現こそ未来を築く」と説く。