David Blecken
2018年10月15日

インスタグラムを活用、タグ・ホイヤーのJリーグチケットキャンペーン

スイス高級時計メーカーの新たなキャンペーンは、単純明快で楽しさ溢れるものだ。

インタラクティブなマンガのゲームで、Jリーグチケットを当てよう −− Jリーグのスポンサーも務めるタグ・ホイヤーが、インスタグラムストーリーでキャンペーンを開始した。

このフリーキックゲーム「プレッシャーFK(フリーキック)」は、至って単純。参加者はインスタグラムのスライダーを使い、フリーキックを蹴る。ゴールまでの距離や風向き、風速を考えてパワー量を選択するのがポイント。ゴールを決めれば試合のペアチケットが当たる。キャンペーン期間は10月15日から19日までの5日間で、参加者は1日1回、フリーキックに挑戦できる。

この企画を考え出したのは東京を拠点とし、シンガポールにもオフィスを持つ独立系エージェンシー「ウルトラスーパーニュー」。では、なぜマンガなのか? 「1980年代、サッカー人気を全国的に盛り上げるのにマンガは重要な役割を果たしました」とは、同社スポークスパーソン。

「弱小チームが逆境を乗り越える素晴らしいストーリー展開や、奇想天外なゴールシーン……これらは日本のサッカー選手やファンの心に永遠に刻み込まれています」(同社コメント)

このタグ・ホイヤーのプロモーションに先駆け、先週はルノーがマンガをフィーチュアしたキャンペーンを開始した(手がけたのはイタリアのピュブリシス)。東京をテーマとした100台限定SUVモデルの事前予約のためのもので、フェイスブック・メッセンジャーを通してインスタグラムストーリーのコンテンツキャラクターとインタラクトをするというもの。ピュブリシスによれば、メッセージングプラットフォームを利用してルノーが自動車を販売するのははじめて。

(文:デイビッド・ブレッケン 翻訳・編集:水野龍哉)

提供:
Campaign Japan

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