
マッキャン・ワールドグループはアレックス・ロペス氏をチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)に任命した。
これは新設のポストで、同氏はマッキャン・ワールドグループ傘下の各グループ会社のエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターなどと連携しながら、全社のクリエイティブ力の継続的な向上と、協業を促進する環境づくりを通じて社内のクリエイティブカルチャーの強化に注力していく。同社グローバル クリエイティブ チェアマンのロブ・ライリー氏によると「日本は我々にとって重要な市場」とのことだ。
ロペス氏は、日本法人マッキャン・ワールドグループ代表取締役社長でアジアパシフィックのプレジデントも務めるチャールズ・カデル氏の直属となる。
直近は、ブランデッドコンテンツの制作と配信を手掛ける米ロサンゼルスの「Brand Programming Studios」でCCOを務めた。同社の共同設立者でもある。
レオ・バーネットやビーコン・コミュニケーションズ在籍中は日本、フランス、ベネズエラなどの市場を経験。2007~2009年はSuitmen Entertainment(都内)の共同設立者ならびにECDを務めた。
(文:デイビッド・ブレッケン 翻訳・編集:田崎亮子)