Staff Reporters
2020年1月08日

AnyMind、インフルエンサーネットワーク「GROVE」を子会社化

GROVEの買収によって、約150名の専属クリエイターや約750名の登録クリエイターがCastingAsiaのネットワークに加わることとなる。

GROVE代表取締役社長の北島惇起氏(左)と、AnyMind Group共同創業者兼CEOの十河宏輔氏
GROVE代表取締役社長の北島惇起氏(左)と、AnyMind Group共同創業者兼CEOの十河宏輔氏

AnyMind Group(エニーマインドグループ、本社:シンガポール)は、スペースシャワーネットワーク傘下のインフルエンサーネットワーク「GROVE」(本社:東京都渋谷区)の51%の株式を取得し、連結子会社化した。

AnyMindのインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「Casting Asia」では、世界20以上の市場におけるインフルエンサーとクリエイターにリソースを提供している。今回のGROVE子会社化により、GROVEに所属する約150名の専属クリエイターや約750名の登録クリエイターもこれに加わることとなる。インフルエンサーへのアクセスは、インフルエンサーの選定やマネジメント、分析などを担うCasting Asiaを通して行う。

「当社のインフルエンサービジネスはアジア各国で急速な成長を続けていますが、今回のGROVEの子会社化を通じて、よりクリエイターの気持ちを理解し、育成・企画を行える、これまでにないクリエイティブ面での強みも掛け合わされました。クライアントに対しても、さらに深みを持ったインフルエンサーマーケティングを提供できるようになっていくと確信しています」とコメントするのは、AnyMind Group共同創業者兼CEOの十河宏輔氏。「当社の既存のグローバルネットワークを活用し、クリエイターたちの海外展開を支援できることを嬉しく思いますし、EC領域など幅広いサポートも視野に入れ、さらなるシナジーを生み出していきます」

創業4期目であるAnyMindは、これまで他に3社のM&Aを実施してきた。

  • Moindy:タイ最大級のMCN(マルチチャンネルネットワーク)。2019年3月に買収
  • AnyUp:サニーサイドアップとの合弁会社で、タレントやアスリートなど著名人のユーチューバー化支援事業を展開する。2019年8月に設立
  • AnyStyle.Tokyo:2020年のインバウンド対策・海外プロモーション向けの、日本在住外国人インフルエンサーネットワーク。2019年11月より始動

また、CastingAsiaはインフルエンサーマーケティングを進化させていくことも表明。インフルエンサーやコンテンツクリエイターが自分自身を表現する方法を多様化させ、独自のブランドを立ち上げる支援を行っていくという。

(文:マシュー・ミラー、翻訳・編集:田崎亮子)

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