David Blecken
2018年10月19日

AOI Pro.が代表取締役の異動を発表

同社の代表取締役が来年1月、中江康人氏から潮田一氏へと交代する。

潮田一氏
潮田一氏

AOI Pro.(本社:品川区)の代表取締役に1月、潮田一氏が就任する。2015年より代表取締役を務める中江康人氏は、取締役に退く。

潮田氏は1996年、AOI Pro.に入社。日本コカ・コーラ、日産自動車、ナイキジャパン、アディダス ジャパン、大塚製薬、花王、メルセデス・ベンツ日本、ハーゲンダッツ ジャパンなどを手掛け、国内外での受賞実績が多数ある。

2012年に取締役、2017年に副社長執行役員に就任。マレーシアやベトナムの大手映像制作会社のグループ会社化を実現してきた。代表取締役社長への就任について、同氏からのコメントはまだ発表されていない。

中江氏は、昨年1月にTYOと設立した共同持株会社「AOI TYO Holdings」の代表取締役社長COOも兼任しており、来年1月以降も務める予定。AOI Pro.取締役は来年3月、任期満了により退任する予定だと、プレスリリースで発表している。

AOI Pro.のような制作会社がVR(仮想現実)などのテクノロジー事業や、エンターテインメントコンテンツに携わったり、広告主が制作会社と直接取引を行うようになるなど、日本の制作業界は変革期を迎えている。さらに広告界では現在、テレビCMのオンライン化へと移行しつつあり、制作会社の収益にも影響を与えると予想される。

同社が出資・制作した映画「万引き家族」は今年5月、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した。

(文:デイビッド・ブレッケン 翻訳・編集:田崎亮子)

提供:
Campaign Japan

関連する記事

併せて読みたい

20 時間前

電通、ネットゼロへの野心的取り組み

今から1年前、温室効果ガス排出量を2030年までに46%削減すると発表した電通インターナショナル。その歩みは順調だ。

2021年10月22日

世界マーケティング短信:コロナ禍前の水準に近づく広告界

今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。

2021年10月22日

中国若年層への動画、ゲームの利用制限にどう対応すべきか

子どもの動画やゲームの利用時間を制限する中国当局の新たな規制に、バイトダンス、クアイショウ、テンセント、ネットイースいった大手企業が応じるなか、マーケターはこれにどう対応すべきだろうか。中国を拠点とするエキスパートに話を聞いた。

2021年10月22日

ポストパンデミック、ブランドは消費者に忘れられつつある

英エージェンシーのアイリス(Iris)による最新の「パーティシペーション・ブランド・インデックス」は、消費者のブランド認知が危機的状況にあることを示している。