Ryoko Tasaki
2019年12月10日

アプリが山手線車内をトレーニングジムに変える

トレーニングを継続できない人も、移動時間に鍛える電車専用トレーニングアプリならば習慣化できる?

1週間に延べ2,820万人(2016年)が利用し、一回の平均乗車時間は15.5分だというJR山手線。通勤や通学で毎日利用する人にとって、積み重なると膨大な時間になる。しかし個人に与えられた空間の小ささや周囲の視線、荷物をできるだけ減らしたいという心理から、乗車中の時間を活用する方法は限られている。

そんな隙間時間を有効活用し、オフィスワーカーにとって悩みの種である運動不足やストレスを解消できるアプリが登場した。その名も、トレイン(電車)とトレーニングを掛け合わせた「TRAINing」だ。

使い方はまず、ルート(乗車駅と降車駅)、目的(鍛えたいのか整えたいのか)、トレーニングする部分(フィジカルかメンタルか)、乗車位置(座席、手すり、つり革)を入力して乗車。すると、走行位置や混雑具合などをビーコンで判定し、最適なトレーニングプログラムが自動的に作成され、音声とアニメーションで配信してくれるという仕組みだ。

運動のプログラムに特別な道具は必要なく、カバンを持ち上げるなどの動作が中心。動きはあまり大きくないため、それほど目立たない。(音が出るのでイヤホンは必須だろう)

トレーニングはジェクサー(JEXER)のフィットネスインストラクターが監修している。制作はマッキャンヘルス。

当面のところは、JR山手線の新型車両のみが対応しており、iPhone版のみの試験導入だ。ダウンロードは12月26日まで可能。

Campaignの視点:

トレーニングは継続することが大切だが、忙しさを理由に続けなくなってしまいがちだ。しかし忙しい毎日の中にも、無駄に過ごしてしまう時間は結構あるもの。いつも手元にあるスマートフォンで、トレーニングを移動時間に手軽に始められるという着眼点が良い。対応OSや実施期間、対象路線を拡大しての本格展開をぜひ期待したい。

(文:田崎亮子)

提供:
Campaign Japan

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