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4 日前

広告界初、世界規模のダイバーシティー調査:Campaign、WFA、カンター

Campaignと市場調査会社カンターが、アジア太平洋地域(APAC)で実施してきたダイバーシティーに関する調査。世界広告主連盟(WFA)主導の下、対象国を世界に拡大して行われることとなった。

広告界初、世界規模のダイバーシティー調査:Campaign、WFA、カンター

DEI(ダイバーシティー、エクイティー、インクルージョン = 多様性、公平性、包摂性)に関する世界規模の調査は、業界初の試み。ディアジオ、GSK、ハバス、マース、モンデリーズ、レキットなどのグローバル企業、欧州広告業協会(EACA)やヴォックスコム(VoxComm)などの業界団体が後援し、世界27カ国(28市場)で実施される。

調査では企業の従業員構成やDEIに対する従業員の意識を把握し、世界の広告業界におけるDEIの現状をあぶり出す。調査実施期間は6月21日から7月2日まで。

調査目的は、業界の改革を促すため、最低限のベースラインを設定すること。調査後、DEIに関するWFAの作業部会が主導して、改革促進のための行動計画書を作成する。カンターは結果を分析、Campaignはそれを各地域版で今年後半に紹介し、10月に行われる業界の主要イベントでも発表する。

CampaignとWFA、カンターは1年半後に再調査を実施予定。その後の業界の進捗度を改めて査定する。

「我々の業界にとって、この試みは歴史的な価値があります。一丸となってDEIを実現しようという掛け声にもかかわらず、パンデミックはそれが偽りであることを露呈してしまった」。こう語るのは、WFAのステファン・レールケCEO。「業界がDEIの点で後退していることは様々な事例が示しています。したがって、業界初となるベースラインを設け、超えてはならない一線を明確にする。業界全体を向上させていくには、必要不可欠な取り組みです」

APAC調査を基盤に

今回の取り組みに先立ち、CampaignとカンターはAPACにおけるDEI調査を実施。その結果は6月8日のイベント「Campaign Leading Change」で発表された。WFA主導の調査はこれをベースとしたもので、APACの調査に参加した回答者にも改めて質問状を送付する。

「最大限の規模で、現状を反映するデータを可能な限り採取する。それが行動計画書作成のための重要な要素となります」(WFA)

調査対象国・地域は以下の通り(アルファベット順);ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、コロンビア、フランス、ギリシャ、湾岸協力会議参加国(バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦)、香港、インド、アイルランド、日本、マレーシア、オランダ、ニュージーランド、パキスタン、ポルトガル、シンガポール、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、トルコ、米国

※調査にご協力くださる皆様に

調査は完全匿名で実施されます。また、すべての質問項目には「無回答」の選択肢が用意されています。回答数は多いほど精査な分析が可能となり、DEIに関する現況の把握・改善につながります。ご協力のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

(文:Campaign UK、US編集部 翻訳・編集:水野龍哉)

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