David Blecken
2018年4月23日

フィンズベリー日本共同社長が退社

新たな人事は、間もなく発表される予定だ。

アストン・ブリッジマン氏
アストン・ブリッジマン氏

フィンズベリー日本事務所で成増恭多氏とともに共同社長を務めていたアストン・ブリッジマン氏が、退職した。

WPP傘下の戦略コミュニケーションエージェンシーである同社は、2016年11月に日本でスタート。ブリッジマン氏は翌年1月に加わった。同氏がエージェンシーに勤務したのはこの時が初めてで、日本のドイツ銀行ではコミュニケーションの責任者を12年間務めた。

日本のバークレイズで広報部長を務めた成増氏は、現在香港とニューヨークからのサポートを得て事務所を運営。「新たなスタッフが間もなくチームに加わりますが、肩書きはまだ未定です」。

フィンズベリーの日本における重要クライアントは、トヨタ自動車。ソフトバンクや総理府とも協働する。

ニューヨークを拠点とするフィンズベリーは東京のほかに香港、シンガポール、北京に事務所を構える。

(文:デイビッド・ブレッケン 翻訳・編集:水野龍哉)

提供:
Campaign Japan

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