David Blecken
2017年4月03日

DAZN、Jリーグ開幕に合わせてファン目線の動画をリリース

お気に入りのチームを応援するファンのドラマを、スポーツコンテンツ配信会社が描き出した。

昨年の夏に日本へ進出したスポーツコンテンツのストリーミングサービスDAZN(ダ・ゾーン)は、Jリーグのシーズン開幕に合わせたキャンペーンを実施した。

「FOR YOU ~J.LEAGUEを、共に高みへ。~」と銘打った作品には、オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパンが携わっている。その中心的なコンテンツはファンが主役の60秒動画で、DAZNの原点は「ファンのために生まれた」サービスであるということを強く打ち出している。J1、J2、J3の全試合が視聴可能になるのは、今回が初めてのことだ。

動画には、浦和レッズ、FC東京、柏レイソル、横浜F・マリノス、大宮アルディージャの選手が出演している。

DAZNを提供するのは、英国のスポーツマーケティング大手「パフォーム・グループ」。日本をアジア進出の第一歩と定め、Jリーグの放映権を2017年より10年間、約2100億円で獲得している。

Campaignの視点:
プロサッカー競技に熱狂する雰囲気をうまく捉えた、完成度の高い動画だ。コンセプトは率直で、特段クリエイティブだとは言えないが、熱心なサッカーファンからにわかファンまで幅広く訴求するだろう。DAZNが単なるテレビ放送にとどまらないサービスであることを、なじみのない視聴者に明確にアピールするために、もっとモバイルデバイスでの視聴に力点を置いても良かったかもしれない。

(文:デイビッド・ブレッケン 翻訳:鎌田文子 編集:田崎亮子)

提供:
Campaign Japan

関連する記事

併せて読みたい

2020年8月06日

今は体験を諦めるべき時ではない

オーディトリア(Auditoire)のアジア担当CEOは、「一時しのぎ」のデジタル体験は、リアルの体験のインパクトには到底かなわないと主張する。

2020年7月31日

自分らしさを隠すのを、やめる時機が到来した

我々は今、ダイバーシティを取り巻く議論の重大な局面に立っている。「隠すこと」を理解することは、前進のためのステップなのだ。

2020年7月31日

世界マーケティング短信:新型コロナウイルスで加速するオンライン化

今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。

2020年7月29日

完全に没入できるタッチレス体験は可能か?

体験を提供する業界がとり得るCOVID-19適応策の一つが、接触の少ないイベントだ。