
* 自動翻訳した記事に、編集を加えています。
北米を拠点とする独立系クリエイティブエージェンシー「リシンク(Rethink)」が、立て続けにセックスをテーマにしたキャンペーンを展開して話題を呼んでいる。
先月末、同社ニューヨーク・オフィスは「ドリトス」のキャンペーン動画を公開。これは80年代のポルノ映画をパロディー化したもので、ソーシャルメディア上で瞬く間に話題に。さらにその翌日には、同社モントリオール・オフィスがアダルトグッズメーカー「デイム(Dame)」のキャンペーン『トイ・ストーリーズ(Toy Stories)を公開。北米の著名なポルノ作家11人がデイムの製品のレビューを書くという、刺激的内容だ。
「ナショナル・オーガズム・デー(7月31日、米英豪など6カ国で催される)」に合わせて公開されたこれらの作品。トイ・ストーリーズは「セクシーで文学的、かつ恥知らずな、快楽の覗き見」とリシンクはコメントする。
トイ・ストーリーズは印刷版とオンライン( Dame.com )で展開。 アダルトグッズ業界が直面する「重大な課題 −− ユーザーは製品の詳しいレビューを書くことにいつも消極的 −− を克服するために企画した」(デイム社)という。
リシンク・モントリオールのクリエイティブディレクターを務めるジェネビエーブ・ジャネル氏は、「アダルトグッズのユーザーは率直なレビューを書くのをためらう。だからアダルトグッズを買おうという人々は、製品に関する情報が得られない」と話す。
「ナショナル・オーガズム・デーにちなんで、消費者、特に女性が満足する機会を増やしたい。レビューを読む段階からベッドルームまで、全てのショッピングエクスペリエンスを向上させるのが狙いです」(同氏)
「ポルノ作家たちと提携することで、我々の持つコミュニティーと官能小説の読者層を、彼らに慣れ親しんだフォーマットでつないでいきたい」と話すのは、デイムのアレクサンドラ・ファインCEO。「トイ・ストーリーズでオーディエンス、特に女性がセックスや性欲についてもっとオープンに語り、快楽に対する恥ずかしいという感情をなくしてほしい」。
「人々のセックスに対する幻想をいかに現実に変えられるか −− 当社のグッズはそれを生き生きと、官能的に証明しています」(同氏)
作家のウィロー・ウィンターズが熱くレビューするバイブレーターの動画は、このプロジェクトの趣旨を明確に示しているだろう。ウィンターズの挑発的な文体は、婉曲に表現するのも難しいほどだ。
婉曲的表現と言えば、リシンク・ニューヨークが制作したドリトスの動画のエッセンスでもある。『A Spicy But Not Too Spicy Plumber(スパイシー過ぎない配管工)』を演じるのは、米人気ドラマ「ホワイト・ロータス(The White Lotus)」で人気を博した俳優、ウォルトン・ゴギンズだ。
水道管の修理を依頼した若い美女が、セクシーな配管工を露骨に誘惑する −− ストーリーは、古典的ポルノの定番。女性の唇を噛む仕草や挑発的なポーズ、意味深長なセリフ(『下に潜ってよく見てみよう……』など)……だが配管工は、「ガスケットの故障」「Pトラップの圧縮接合部の破損」といった専門用語で甘い雰囲気を台無しにする。
騒音に気付いて現れるルームメイトや謎めいた女性も、配管工から仕事への熱意を奪うことはできない。だがそんな彼も、ドリトスの新しいチップスを食べると一気に態度が変わる……というのがオチ。
リシンクのグローバル・チーフ・クリエイティブ・オフィサー、アーロン・スタークマン氏はリンクトインへの投稿で、「動画の公開日にはたくさんの『感嘆符』のメッセージをもらった」とコメント。
何はともあれ、リシンクにとっては刺激的な1週間だったようだ。