David Blecken
2017年1月19日

ハブスポット・ジャパンGMが辞任(更新版)

短期間でのゼネラルマネージャー(GM)の辞任は、インバウンドマーケティングに特化した企業の立ち上げが容易でないことを如実に物語っている。

赤平百合氏
赤平百合氏

ハブスポット・ジャパンのGM、赤平百合氏が就任からわずか6ヶ月で辞任した。最初にこのニュースを報道した時点で赤平氏、ハブスポット共に異動に関する公式発表を行っていなかったが、その後Campaignでは同社がパートナーの広告代理店とカスタマー向けに送ったeメールを入手。それによると、プリンシパル・セールスマネージャーであるライアン・ミードウ氏が暫定的にGMに就任するという。同氏は2011年からハブスポットに所属する。

このメールの中で同社は赤平氏辞任によって生じた混乱を謝罪し、日本はインバウンドマーケティングの成長を見込む上でカギとなる市場である、と述べている。

赤平氏は2016年6月、同社の日本法人設立に合わせメルトウォーター・ジャパンの代表取締役から転身した。今回の辞任の背景はまだ明らかではない。

ハブスポット日本法人には、現在14名の社員がいる。顧客は主にB2B(企業間取引)テクノロジー企業で、競合他社にはマーケティングオートメーションの「マルケト」や「パードット」などがある。日本法人設立以前は、パートナー企業16社を介してサービスを提供。その中には、最近アジアで初の「ハブスポット・ダイヤモンド・パートナー」になったインバウンドマーケティング支援の「24-7」が含まれる。

赤平氏は辞任の直前、Campaignに対し「日本ではインバウンドマーケティングやデジタルマーケティング全般に対する理解が立ち遅れており、特にハブスポットの主要な顧客層である中小企業の間にその傾向が見られる」と語っていた。

赤平氏はオレゴン大学出身。2008年のメルトウォーター・ジャパン設立に貢献した。

この記事は1月23日に更新された。

(文:デイビッド・ブレッケン 翻訳:鎌田文子 編集:水野龍哉)

提供:
Campaign Japan

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