David Blecken
2017年10月02日

米投資ファンドがADK買収へ

米投資ファンドがADKにTOB(株式公開買い付け)を近く実施し、約1500億円で買収する見通しだ。

米投資ファンドがADK買収へ

米投資ファンドのベインキャピタルがアサツーディ・ケイ(ADK)を、約1500億円で買収する見通しだと日本経済新聞が報じた。

ベインは近くTOBを実施する予定で、広告界3位のADK は上場廃止になる見込み。ADK広報はこの報道について認めたものの、詳細な内容については明かしていない。公式発表は本日夕方にも出される予定。

ADKの株式の約25%は現在、WPPが所有。同社は近年、海外展開に力を入れており、2015年には「ADKグローバル」というセクターを立ち上げている。

(文:デイビッド・ブレッケン 翻訳・編集:田崎亮子)

提供:
Campaign Japan

関連する記事

併せて読みたい

1 日前

クリエイティブマインド: ダイアナ・ガニア(ウルトラスーパーニュー)

アジア太平洋地域で活躍するクリエイターたちを取り上げるシリーズ、「クリエイティブマインド」。今回は独立系エージェンシー、ウルトラスーパーニューのアートディレクターを務めるダイアナ・ガニア氏に焦点を当てる。

4 日前

世界マーケティング短信:WPPとグーグル、AIマーケティングで提携

今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。

2025年10月22日

APACのメディア価格、4.6%上昇

世界的にメディアの価格上昇率は緩和傾向だ。アジア太平洋地域(APAC)では日本の価格が安定し、インドや香港では急騰している。

2025年10月21日

アップルのブランド価値が低下、それでもランキング首位を維持

インターブランドの調査によると、アップルのブランド価値は4%低下したものの、世界で最も価値のあるブランドとしての地位を13年連続で維持した。そのすぐ後にはマイクロソフト、アマゾン、エヌビディアが続く。