David Blecken
2018年3月27日

大学を卒業する若者たちを、三井住友銀行が応援

別れと出会いの季節を描いた動画で、銀行の人間的な一面を見せる。

自由で楽しかった学生時代が終わり、新社会人として歩みだす若者たちにとって、春は期待と不安で胸がいっぱいの季節だ。三井住友銀行(SMBC)の動画には、新たな門出に備える女性とその親友たちとして、慶應義塾大学、早稲田大学、東京理科大学のミスコン受賞者たちが登場する。

動画では、この季節に人々が抱く寂しさや不安、喜びといった感情を描きながら、SMBCが新しい世界に「デビュー」する若者たちにとって心強いパートナーであることを訴求。「デビューフェア」のインセンティブとして、最大5,000円分のプレゼントも用意している。

Campaignの視点:
あまりに可愛い子ぶった描き方ではないか、という見方もあるだろうが、多くの人の共感を呼び起こす作品といえよう。SMBCの親しみやすさもうまく訴求できている。伝統的な金融機関がフィンテック(ITを駆使した金融サービス)の脅威にさらされる中で、このような広告を実施する銀行は、意外なことに少ない。

ミスコン受賞者を起用した理由をSMBCは明らかにしていないが、ミスコンの是非はさておき、芸能人でなく実際の学生を起用していることが重要だ。男性が共感できる動画もぜひ見てみたい。でないと、この企画全体が不釣合いに映る。

(文:デイビッド・ブレッケン 翻訳・編集:田崎亮子)

提供:
Campaign Japan

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