Staff Reporters
2021年9月03日

「無意識の性差別」、バーチャルで追体験

女性が受ける「無意識の性差別」とはどのようなものなのか。想像してもらうだけでなく、バーチャルに体験できる機会を設けようというキャンペーンが始まった。

ヘアケアブランド「ラックス」はシンガポールで、女性が街を歩くとどのような気持ちになるのかを体験できる「イン・ハー・シューズ」を、「シティー・ウォークス・ライブ」内で公開した。カイロの街を歩く様子を、男性と女性の視点を切り替えて視聴してみると、女性視点のときはじろじろ見られて容姿や服装について声をかけられ、インスタグラムのアカウントを尋ねられたり、「話そう」と呼び止められることも。制作はワンダーマン・トンプソン・シンガポール。

ラックスのグローバルバイスプレジデントであるセヴェリーヌ・ヴァレオン氏は「あらゆる場所の女性が、家庭や職場、社会で受ける何気ない性差別と戦うことを支援し続けます」とコメント。性差別を意識することは大切だが、実際に体験してみると全く違う気付きを得られる。「見方や感じ方を変えることで、この問題に対する行動や態度を変えることができるのです」

(文:田崎亮子)

関連する記事

併せて読みたい

2022年9月23日

次のCMOは、チーフ・ミュージック・オフィサー?

最高音楽責任者が経営に参画するケースが増えている。ブランドがサウンドの戦略的重要性に気づき、投資に乗り出すという、最近の広範なトレンドを象徴しているのだろうか?

2022年9月23日

セマフォーが進めるデジタルニュースの「抜本改革」とは

グローバルニュースパブリッシャー、セマフォー(Semafor)でCEOを務めるジャスティン・スミス氏と、エグゼクティブエディターのジーナ・チュア氏が、報道の「再考」について語った。

2022年9月23日

「パタゴニア株譲渡」は、究極のブランドパーパスか?

先週、米アウトドア用品大手パタゴニアの創業者イボン・シュイナード氏が、同社の全株式を環境団体などに寄付したことを明らかにした。この大胆な決断は、他企業にとって社会貢献の手本となるのか。コミュニケーションの専門家たちに聞いた。

2022年9月23日

世界マーケティング短信:ショート動画の収益化、PRの気候変動への責任

今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。