Staff Reporters
2021年9月03日

「無意識の性差別」、バーチャルで追体験

女性が受ける「無意識の性差別」とはどのようなものなのか。想像してもらうだけでなく、バーチャルに体験できる機会を設けようというキャンペーンが始まった。

ヘアケアブランド「ラックス」はシンガポールで、女性が街を歩くとどのような気持ちになるのかを体験できる「イン・ハー・シューズ」を、「シティー・ウォークス・ライブ」内で公開した。カイロの街を歩く様子を、男性と女性の視点を切り替えて視聴してみると、女性視点のときはじろじろ見られて容姿や服装について声をかけられ、インスタグラムのアカウントを尋ねられたり、「話そう」と呼び止められることも。制作はワンダーマン・トンプソン・シンガポール。

ラックスのグローバルバイスプレジデントであるセヴェリーヌ・ヴァレオン氏は「あらゆる場所の女性が、家庭や職場、社会で受ける何気ない性差別と戦うことを支援し続けます」とコメント。性差別を意識することは大切だが、実際に体験してみると全く違う気付きを得られる。「見方や感じ方を変えることで、この問題に対する行動や態度を変えることができるのです」

(文:田崎亮子)

関連する記事

併せて読みたい

4 日前

世界マーケティング短信:カンヌライオンズの多様性、SNSと自己肯定感

今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。

2022年5月12日

マーケターは、インハウス化になぜ積極的か

メディアとマーケティングの未来を考えるCampaign主催のイベント「Campaign360」。初日のテーマの1つが、デジタルマーケティングのインハウス化だった。

2022年5月12日

グーグル、2021年に34億の広告をブロックし、560万のアカウントを停止

グーグルは、ロシア国営メディアに対する措置も講じている。

2022年5月12日

苦難の時代、メディアのクリエイティビティが正義の力となる

カンヌライオンズ、メディア部門の審査員長によると、ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以降、メディアの社会的影響力が増大しているという。