Staff Reporters
2021年9月03日

「無意識の性差別」、バーチャルで追体験

女性が受ける「無意識の性差別」とはどのようなものなのか。想像してもらうだけでなく、バーチャルに体験できる機会を設けようというキャンペーンが始まった。

ヘアケアブランド「ラックス」はシンガポールで、女性が街を歩くとどのような気持ちになるのかを体験できる「イン・ハー・シューズ」を、「シティー・ウォークス・ライブ」内で公開した。カイロの街を歩く様子を、男性と女性の視点を切り替えて視聴してみると、女性視点のときはじろじろ見られて容姿や服装について声をかけられ、インスタグラムのアカウントを尋ねられたり、「話そう」と呼び止められることも。制作はワンダーマン・トンプソン・シンガポール。

ラックスのグローバルバイスプレジデントであるセヴェリーヌ・ヴァレオン氏は「あらゆる場所の女性が、家庭や職場、社会で受ける何気ない性差別と戦うことを支援し続けます」とコメント。性差別を意識することは大切だが、実際に体験してみると全く違う気付きを得られる。「見方や感じ方を変えることで、この問題に対する行動や態度を変えることができるのです」

(文:田崎亮子)

関連する記事

併せて読みたい

3 日前

世界マーケティング短信:GroupMが次期グローバルCEOを発表

今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。

4 日前

あらゆるものを測定するという状況に、我々は麻痺しているのだろうか?

膨大な数の測定ツールや技術が存在する中で、マーケターは何でもかんでも測定するのではなく、ブランドの価値を高めるのに役立つ測定フレームワークを見つける必要がある。

4 日前

AIによって、人間が作るPRコンテンツはプレミアム商品になるのか?

AIがかつてないスピードで膨大な量のテキストやアート、音楽を生成していくにつれて、人間が作るコンテンツは時代遅れになるのだろうか? 子どもたちにわざわざ作文の書き方を教える必要があるのか、それともAIが代わりに買いてくれるようになるのだろうか?

4 日前

エージェンシーの価値を高めるには、クリエイティブの価値の主張を

クリエイティブは、成長率や利益率が低い事業だと見なされ、必要悪としてとらえられることが多い。だがこの認識が変わりつつある。