David Blecken
2017年6月20日

エッセンス社MDが辞職

グループエム(GroupM)傘下のデジタルメディアエージェンシー、「エッセンス(Essence)」の日本担当マネージングディレクターであった西谷大蔵氏が退社したことが分かった。

西谷大蔵氏
西谷大蔵氏

西谷氏は昨年5月、エッセンス社にとって大きな収益源である日本市場における主導的役割を期待され、マネージングディレクターに就任したばかり。

エッセンスは西谷氏退職の理由や、暫定的なマネージングディレクターについては明らかにしていない。同社スポークスマンは、「西谷氏は弊社の日本市場における成功に多大な貢献をしました。結果的に別々の道を歩むことになりましたが、同氏の今後の更なるご活躍をお祈りします」と語った。

西谷氏はアップルでモバイル広告プラットフォーム「iAd」のゼネラルマネージャーを務め、その後エッセンスに入社した。因みにiAdは1年前に廃止されている。

エッセンスは2014年に東京に進出、松下恭子・日本及びアジア太平洋地域CEOが指揮を執っている。

(文:デイビッド・ブレッケン 翻訳・編集:水野龍哉)

提供:
Campaign Japan

関連する記事

併せて読みたい

3 日前

世界マーケティング短信:WPPとグーグル、AIマーケティングで提携

今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。

2025年10月22日

APACのメディア価格、4.6%上昇

世界的にメディアの価格上昇率は緩和傾向だ。アジア太平洋地域(APAC)では日本の価格が安定し、インドや香港では急騰している。

2025年10月21日

アップルのブランド価値が低下、それでもランキング首位を維持

インターブランドの調査によると、アップルのブランド価値は4%低下したものの、世界で最も価値のあるブランドとしての地位を13年連続で維持した。そのすぐ後にはマイクロソフト、アマゾン、エヌビディアが続く。

2025年10月17日

世界マーケティング短信:クックCEOが訪中、ライブ配信にサプライズ出演

今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。