David Blecken
2018年7月11日

ビーコンの小山氏、フェイスブックへ

着任は10月1日を予定している。

2014年よりビーコンコミュニケーションズでエグゼクティブ・プランニング・ディレクターを務める小山聡介氏
2014年よりビーコンコミュニケーションズでエグゼクティブ・プランニング・ディレクターを務める小山聡介氏

ビーコンコミュニケーションズ(ピュブリシス・ワンの傘下)のエグゼクティブ・プランニング・ディレクター、小山聡介氏がフェイスブックに移ることが明らかになった。

小山氏は2014年から現職で、上海勤務も経験。その前にもBBHやワイデン+ケネディなど多くのエージェンシーに勤め、米国やシンガポールでも経験を積んだ。

今回の転職の件で、小山氏からのコメントは無い。ピュブリシス・ワンのマネージングディレクター、フロリアーヌ・トリポリーノ氏によると、同社は新しくチーフ・ストラテジー・オフィサーを採用し、10月1日から着任する予定。詳細は明かさなかったが、クライアントサイドからの採用だという。

ピュブリシス・ワンでは2月に、12年在籍していたジョン・キング氏が退職し、後任にエリック・ロサ氏が任命されている。

エージェンシーサイドからの転職では他に、JWTロンドンなどでの活躍後にフェイスブックに入り、クリエイティブを率いる冨川淳氏が知られる。

(文:デイビッド・ブレッケン 翻訳・編集:田崎亮子)

提供:
Campaign Japan

関連する記事

併せて読みたい

16 時間前

社内改革をマッキンゼーに託した、WPP

WPPが外部に変革を委ねた −− そんな声も上がる中、「この10年で最も賢明な策かもしれない」と筆者は説く。

1 日前

ゾーラン・マムダニ氏の選挙キャンペーン、デザインの力を証明

どの政党も同じようなイメージを持たれるようになると、デザインは差別化のための数少ない手段となる。

2025年11月14日

世界マーケティング短信:IPG、統合に先立ち3200人を削減

今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。

2025年11月13日

データから見る、『国宝』現象

映画『国宝』の勢いが止まらない。興行収入は170億円に迫り、原作小説の売上げも累計200万部を突破。この一大ブームから、広告主は何を学べるのか。データの視点から検証する。