David Blecken
2017年5月24日

モメンタム ジャパン、フィジカルとデジタルを合わせた体験の創造へ

新チームはナディアと提携し、VR・AR・MR領域のソリューションを提供する。

モメンタム ジャパン、フィジカルとデジタルを合わせた体験の創造へ

マッキャン・ワールドグループ傘下のモメンタム ジャパンは、フィジカルとデジタルを合わせた「フィジタル」な体験を創造するチームを発足させた。VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)、リテイル(小売)の分野でのシェア獲得を目指す。

「フィジタル・エクスペリエンス・ラボ」は、デジタルコンテンツ制作会社「ナディア」と業務提携を締結した。マッキャンの発表によれば、ナディアはVR・AR・MRの「xR領域」で高い評価を受け、海外でも事業展開している。

五輪開催を2020年に控える日本は、モメンタムにとって重要な市場になるとマッキャンは予測。チームのアドバイザーには、モメンタム ワールドワイドのグローバル チーフ・テクノロジー・オフィサーであるジェーソン・アラン・スナイダー氏が就任する。

このチームが目指すのは、数多く存在する「リアリティー」テクノロジーを統合してイベントや小売マーケティング、コンテンツに活用していくこと、そして消費者に新たな体験を提供するツールやプロセスの開発だ。xRに対する関心は、マーケターと消費者の双方において高いものの、ブランドにとっては長い道のりだ。最近のIBMの調査でも、ブランドが提供する「最新のデジタル体験」に消費者の70%が不満を持っていることが明らかになっている。

Campaignでは新しいチームの活動について、スナイダー氏へのインタビュー記事で詳しく伝えていく予定。

(文:デイビッド・ブレッケン 翻訳:岡田藤郎 編集:田崎亮子)

提供:
Campaign Japan

関連する記事

併せて読みたい

3 日前

広告は物を売ることもできるが、世界を救うこともできる

スターコム(Starcom)でアカウントディレクターを務めるワンジュ・リー氏は、広告業界が「物を売ること」と「社会貢献活動」を両立できると考える理由を説明する。

3 日前

ガイ・カワサキからマーケターへ「パンデミックを生き抜くための10のポイント」

ブランドエバンジェリストのガイ・カワサキ氏が、持続性の向上から低調な事業・製品の廃止まで、ブランドが長引くパンデミックを生き抜くための助言を授ける。

3 日前

世界マーケティング短信:カンヌライオンズ、今年もオンラインのみ

今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。

3 日前

エージェンシー社員のメンタルヘルスを守れ

英コンサルティング会社の調査で、ピッチ(競合の企画提案)による重圧がエージェンシー社員を苦しめていることがわかった。