
* 自動翻訳した記事に、編集を加えています。
電通グループの制作会社タグが、新たなグローバルポジショニング「Make it Land」(『成功させる』の意)と新しいビジュアルアイデンティティーを発表した。
タグ・アメリカの事業は順調で、昨秋CEOに就任したスティーブン・キーリー氏によれば「今年度の売上予測は前年比11%増」。
成長の一因は、高品質なコンテンツを求めるマーケターからの需要増加だ。電通の調査では、CMOの89%が「コンテンツを大々的かつシームレスに、複数のチャネル及び市場で制作することが重要」と回答。こうしたニーズの変化が「50年以上の歴史を持つタグを電通が2年前買収した理由」とキーリー氏。タグは昨年、クリエイティブコンテンツプロダクションエージェンシーとしてカナダでも正式に事業をスタートさせた。
今回、タグの経営陣は市場でのポジショニングを明確にするため、新たなブランディングが必要と判断。より現代に即したルック&フィールを導入し、クライアントや自社従業員、市場に対して「将来への準備が万端」であることを示した。AIなど新しいテクノロジーを導入し、データと組み合わせてより迅速に制作プロセスを実行することなどが含まれる。
「弊社の価値を改めて見直し、明確にする必要があった。我々は実に多様な業務を行います。しかし万能になればなるほど、会社のコアな部分が失われてしまうことがある」
「クライアントのニーズは大きく変化した。弊社は包括的な戦略的パートナーとしての役割を果たしつつ、カスタマージャーニーのあらゆる段階 −− 大々的なキャンペーンから店舗でのアクティベーションまで −− で効果的なクリエイティブプラットフォームを提供する専門性を両立させています」(以上、キーリー氏)
「Make it land」というキャッチフレーズは、タグのどういう点を最も評価しているか主要クライアントに尋ねた際に出てきた言葉だという。
「弊社は『チャネルファースト』の会社。クリエイティブ制作からチャネルアクティベーションまで一貫して受託し、あらゆるチャネルでアイデアを具現化して消費者の共感を得る手法を編み出します」
「キャンペーンを弊社に任せてもらえれば、メッセージを最も効果的に伝え、成功を呼び込む −− Make it landには文字通りそういう意味が込められています」
「クライアントが求めるものは明快です。高い技術力とインサイト、そして展開力でビジネス成果を生み出すこと」と話すのは同社グローバルブランドプレジデント、トビー・コドリントン氏だ。
一新されたデザインとルック&フィールには、タグの新たな思いが込められている。「我々にはより現代に即したイメージが必要でした」とキーリー氏。タグの基本はテクノロジーの活用だが、以前のものは「ややアナログ的だったので、テクノロジー的な要素を強め、現代性と活力を付加した」
新たなデザインとブランドメッセージは単に市場だけでなく、125カ国以上で働く2500人の従業員にも向けられている。
「我々の存在意義と使命 −− 何をクライアントに提供し、いかに業務を行い、どのような位置付けであるべきかを明確に表している」とキリー氏。「こうした価値観に共鳴する人材を、我々は常に求めています」
タグの新しいイメージは先週公開され、今月中には全市場で展開される予定。プラットフォームやパートナーとのコミュニケーション、社内のアクティベーションも更新され、ブランドパーパスである「コンテンツの成功と世界的な影響力の発揮」を目指す。
「このリブランディングは、今後50年間カルチャーに影響を与え、目に見えるインパクトのある作品を提供し続けていく基盤」とコドリントン氏。「常に進化を続ける我々の意志の反映です。全てのアイデアの実現だけでなく、クライアントにとって確実に成果が伴うものにしていく」