Daniel Farey-Jones
2018年7月30日

アマゾン、広告事業が好調で増益

アマゾンは、四半期ベースの最高益を発表。コアである小売事業よりも利益率の高い広告販売事業が高成長を遂げ、2018年4~6月期の純利益は25億ドル(約19.1億ポンド)を達成した。

写真:シャッターストック
写真:シャッターストック

ブライアン・オルサフスキー最高財務責任者(CFO)は先週開催された業績発表の記者会見で、同四半期の収益には「数十万」もの広告主による支出が大きく寄与したと語った。

アマゾン経由で販売を行っている企業や著者のみならず、アマゾンの顧客へのリーチを求めるサードパーティーの広告主の強い支持があったという。

アマゾンの決算から「広告収入」を厳密にはじき出すのは難しい。「その他」のカテゴリーに入る数字が含まれるからだ。「その他」は主に広告収入で構成されるものの、アマゾンのその他の事業に関連する非広告収入も含まれる。

アマゾンの2018年第2四半期の「その他」の収益は、前年同期の9億4500万ドルから大きく伸びて、21.9億ドルに達した。だがこの間に会計方法に変更があったため、単純には比較できない。2018年第2四半期の数字は総額だが、2017年第2四半期のそれは純益だ。

同氏によれば、広告事業はオンライン小売業者にとって、いまや「数十億ドル規模のビジネス」。プロセス・オートメーションと広告効果測定能力をさらに強化し、広告主へのサービスを充実させていくと語った。

広告以外では、アマゾンが近年より注視しているのは、毎年恒例の「プライムデー」における売り上げの伸び。今年のプライムデーの売り上げが前年比でどれほど成長したかは明らかにしていないが、同社にとって最大のグローバルショッピングイベントになった、と発表した。

音声アシスタント機能を持つ「アレクサ(Alexa)」は、依然アマゾンにとって重要な商品。アマゾン創設者で最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾス氏は、「現在150以上の国で何万ものデベロッパーが、Alexa Voice Serviceを使った新しいデバイスを開発中。この一年で市場におけるアレクサ搭載のデバイスの数は3倍以上になった」と語った。

(文:ダニエル・ファレイ=ジョーンズ 編集:田崎亮子)

提供:
Campaign UK

フォローする

トップ記事と新しいキャンペーン情報

速報メールを受け取る

関連する記事

併せて読みたい

Premium
「就職活動をもっと自由に」 就活生を勇気付けるパンテーンの広告
Premium
9 時間前

「就職活動をもっと自由に」 就活生を勇気付けるパンテーンの広告

企業面接には、周りと同じような髪型で臨まなくてはならない――このように信じられてきた就職活動に、シャンプーブランドが一石を投じる。

Premium
広告界の日常をありのままに、そして可笑しく描くCM
Premium
1 日前

広告界の日常をありのままに、そして可笑しく描くCM

豪州のエージェンシーによるCMが、広告制作のキャリアにおける「トラウマ」を明らかにした。

Premium
インスタグラムを活用、タグ・ホイヤーのJリーグチケットキャンペーン
Premium
2 日前

インスタグラムを活用、タグ・ホイヤーのJリーグチケットキャンペーン

スイス高級時計メーカーの新たなキャンペーンは、単純明快で楽しさ溢れるものだ。

Premium
「築地ブランド」の未来
Premium
2018年10月12日

「築地ブランド」の未来

都内有数の「文化資産」である築地市場が豊洲へと移転した。都はそのブランド力の維持に努めるというが、明確な戦略は見えない。