新型コロナウイルスの影響で今年のカンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルは中止となったが、同事務局は初のオンラインイベントとなる「ライオンズライブ」を開催(6月22〜26日)。様々なレクチャーやアーカイブとなる過去のキャンペーン、トークセッションの公開とともに、毎年の授賞式に相当する「ライオンズ・クリエイティビティ・レポート・オブ・ザ・デケイド」を発表した。
これは、2010〜19年におけるカンヌライオンズでの受賞結果に基づいた企業の世界ランキングやトレンドに関するレポート。継続的にクリエイティビティを発揮した企業などが、12のカテゴリーで表彰された。
電通はこの期間、デザインやメディア、データ、チタニウム(新たな次元を切り開いたアイデアへの顕彰)といった幅広い部門で数多くのライオンズ(メダル)を受賞。その結果、過去10年間を通してアジアで最もクリエイティブなエージェンシーとなる「リージョナル・エージェンシー・オブ・ザ・デケイド(アジア)」に選出された。
12のカテゴリーは以下の通り。
- ホールディングカンパニー・オブ・ザ・デケイド
- ネットワーク・オブ・ザ・デケイド
- エージェンシー・オブ・ザ・デケイド
- インディペンデント・エージェンシー・オブ・ザ・デケイド
- パルムドール・オブ・ザ・デケイド
- リージョナル・エージェンシー・オブ・ザ・デケイド(北米)
- リージョナル・エージェンシー・オブ・ザ・デケイド(ラテンアメリカ)
- リージョナル・エージェンシー・オブ・ザ・デケイド(アジア)
- リージョナル・エージェンシー・オブ・ザ・デケイド(太平洋)
- リージョナル・エージェンシー・オブ・ザ・デケイド(欧州)
- リージョナル・エージェンシー・オブ・ザ・デケイド(中東・アフリカ)
- ブランドマーケター・オブ・ザ・デケイド
(文:水野龍哉)