Matthew Miller
2020年12月15日

W+K東京のマネージングディレクターに鈴木洋介氏

R/GAのマネージングディレクターを務めた鈴木洋介氏がW+K東京オフィスを、スコット・ダンゲートECDと共に率いていく。

スコット・ダンゲート氏(写真左)、鈴木洋介氏
スコット・ダンゲート氏(写真左)、鈴木洋介氏

独立系クリエイティブエージェンシーのワイデン+ケネディ(W+K)東京オフィスのマネージングディレクター(MD)として、鈴木洋介氏が就任する。昨年ECDに就任したスコット・ダンゲート氏と共に、マネジメントに携わる。2018年からMDを務めたライアン・フィッシャー氏は、ロンドンオフィスで事業成長を統括することとなる。

鈴木氏は、2017年にR/GAが東京オフィスを設立した当時から参画し、当初はエグゼクティブ・ストラテジー・ディレクター、2018年からはマネージングディレクターを務めた。R/GAに参画する前は電通、ネイキッドコミュニケーションズ(Naked Communications)、DDB、BBH、コカ・コーラに在籍。日本、米国、英国、東南アジアで経験を積んだ。

「ダンゲート氏がクリエイティブを率いるようになったここ1年で、手掛けたクライアントの数と作品は印象的でした。とてもエキサイティングなタイミングでW+Kに参画できたと思います」と鈴木氏。「日本のブランドが現状を超えた発想とパートナーを求めている今、W+Kは未来への準備ができていると感じています」

W+Kのクライアントには、オロナイン、ビューティフルピープル、ボディメンテ、グローバルではナイキ、イケア、アウディなどがある。韓国ではネットフリックス、ハーラン+ホールデン、アンハイザー・ブッシュなども手掛ける。

「戦略、ビジネス、クライアントサイド、グローバルと日本の両方の視点といった鈴木氏の経験は貴重で、W+K東京はますますおもしろい場所になっていくと考えています」と語るのはダンゲート氏。「鈴木氏の謙虚ながらも自信にあふれる性格も含め、今後の展開がとても楽しみです」

R/GAのアジア太平洋担当EVP兼マネージングディレクターであるトーマス・ペルトニエミ氏は、鈴木氏と共に働けたことを光栄に思うこと、そしてR/GAは鈴木氏の幸運を祈っているとCampaign Asia-Pacificに語った。「鈴木氏はR/GA東京の主要メンバーであり、2017年の設立メンバーの一人。協調的で多角的なチームによる成功の基盤づくりに貢献しました。この基盤によって我々は国内外のブランドがローカルに、そしてグローバルに成長する一助となることができました。鈴木氏はこのR/GA東京を素晴らしい形で去ることとなりますが、今後新たなマネージングディレクターが任命され、現在のリーダーシップチームのもとで新しい章が始まることを喜ばしく思います」

W+Kのグローバルプレジデント兼COOであるコリーン・デコーシー氏は、多くの外資系エージェンシーが日本オフィスを設立しようとしているこの時期にW+Kは既に設立22周年を迎え、グローバルで多様なスタッフが「秘密兵器」となっていると語った。

(文:マシュー・ミラー、翻訳・編集:田崎亮子)

関連する記事

併せて読みたい

17 時間前

社会的不平等やダイバーシティーに取り組む、ユニリーバの計画

社会的な分断の拡大に対処するには、協働しながらアクションをとる必要がある。そしてこのアクションが「ユニリーバをより良く、より強い企業にする」とアラン・ジョープCEOは述べる。

2 日前

ミツカン、「日本人の長寿」でOSUをアピール

アップルサイダービネガー(リンゴ酢)ブランド「OSU」を英国で展開するミツカン。ソーシャルメディア用の新たなキャンペーンに、日本人の超高齢者を起用した。

2021年1月22日

世界マーケティング短信:カンヌライオンズ2021 、ネットフリックスとウィーチャットの躍進

今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。

2021年1月22日

2021年は、顧客の体験を軸にビジネス全体を再構築する「BX元年」

局所的な改善だけで大きな成果を得ることが難しくなった今、企業に必要なのは顧客体験を基軸とした企業活動全般の設計だと、アクセンチュアの黒川順一郎氏は語る。