視点

2025年9月10日

変化に備えよ 広告業界は今後2年間で激変する

WPPのCEO交代と、電通グループの海外事業の売却可能性。これらは、世界的に広告業界に大きな変化が訪れようとしていることを示す、ほんの2つの兆候に過ぎない。

2025年9月10日

クリエイティブアイデアに「個人的意見」は無用

クリエイティブアイデアを批評することは、誰にとっても簡単だ。だが、そうした意見は決して的を得たものではなく、弊害あるのみと専門家は説く。

2025年9月01日

電通の事業売却 広告業界の「恐竜たち」の運命

電通が海外事業の売却を模索し始めた。さらにはWPPの混迷、オムニコムとIPGの合併……。広告業界の「巨人」たちは確実に岐路にある。「この状況は自然淘汰」 −− マーケティングコンサルティング会社トリニティP3の創業者ダレン・ウーリー氏が説く。

2025年8月28日

アジア市場に再注目する、欧州サッカー界

この数年、アジアへの投資を強める欧州の名門サッカークラブ。狙うのは消費意欲の高い、膨大な数の若年層だ。

2025年8月25日

アジアがグローバルな舞台で勝つには、域内の結束が必要だ

アジアの広告界にはクリエイティブな人材、キャンペーン、そして数々の賞が揃っている。欠けているのは市場を超えて互いを理解し、解釈し、擁護し合うことだとデイビッド・ゲレーロ氏は指摘する。

2025年8月18日

あるクリエイティブエージェンシーの、「セクシーな夏」

スナック菓子「ドリトス」とアダルトグッズメーカー −− 共にセックスをテーマとしたキャンペーンを、北米のクリエイティブエージェンシーが公開した。

2025年8月07日

アジアのブランドにとって、スポーツマーケティングはなぜ重要か

国民的ヒーローやニッチなスポーツを通じて、その国の文化と一体になるストーリーテリングを −− スポーツマーケティングの専門家が語る。

2025年8月04日

英M&Sの広告、社会的責任に反するボディイメージの描写で禁止に

英広告基準局(ASA)は、マークス&スペンサーの2つの広告に関する4件の苦情を受け、そのうち1件を禁止した。

2025年7月30日

カンヌライオンズのケースフィルムを廃止すべき理由

DM9のスキャンダルは、単なるAIの問題ではない。キャンペーンの成果そのものでなく、その見せ方を評価するという時代遅れの慣習が露呈したのだ。

2025年7月29日

エージェンシーとクライアントの「夫婦療法」

クライアントとの関係に不安を抱くエージェンシーは、すぐに話し合いを始めるべき −− 強固な信頼関係は端から有り得ない、とコンサルティング会社トップは語る。

2025年7月23日

ジャーナリズムの最後の砦は、団結なのかもしれない

コンテンツの有料化では、AIによるスクレイピングからジャーナリズムを救うことはできない。パブリッシャー同士で競い合うことをやめ、AIプラットフォームが無視できないような共同ライセンスや、ターゲティング能力の強化に着手すべきだと、マーティン・バーティルソン氏は主張する。

2025年7月15日

なぜ、コミュニケーション予算を維持すべきか

企業では次年度に向けた予算編成が始まっている。コミュニケーション部門は社内で「成長エンジン」として認識されねばならない、とPRの専門家は語る。

2025年7月15日

賞の不正が周知の事実であるならば、なぜ賞獲得に固執するのか?

捏造されたファンタジーでなく正直な作品を尊重するよう、アシュリー・ラトスタイン氏は広告業界に呼びかける。

2025年7月09日

成熟期を迎えたマーケティング

ヒューレット・パッカード(HP)社のグローバルチーフブランドオフィサーが、今年のカンヌライオンズで会得したアジアのマーケターへの学びを綴る。

2025年6月25日

オムニコムCEO、IPG買収を語る

オムニコムがインターパブリック・グループ(IPG)の買収を発表してから半年。買収はどのような判断で行われ、今後どのような影響をもたらすのか。オムニコムのジョン・レンCEOが語る。

2025年6月19日

「AIは強力なクリエイティブパートナー」ハヴァス ヤニック・ボロレCEO

カンヌライオンズを目前に、広告業界“ビッグ6”のCEOや経営幹部が、クリエイティビティーやビジネスなどについて見解を述べるシリーズ、今回はハヴァスのヤニック・ボロレ氏に話を聞いた。

2025年6月19日

「予測されるリスクを活かした企業が強くなる」オムニコム ジョン・レンCEO

カンヌライオンズの開幕を控え、Campaignは広告業界“ビッグ6”の一角、オムニコムのジョン・レンCEOにインタビュー。クリエイティビティーとビジネス、ブランド構築などについて尋ねた。

2025年6月16日

「多様性に欠けたクリエイティビティーは機能せず」 電通グループ・五十嵐社長

カンヌライオンズの開幕を控え、Campaignは広告業界“ビッグ6”の一角、電通の五十嵐博グローバルCEOにインタビュー。クリエイティビティーとビジネス、ブランド構築などについて尋ねた。

2025年6月11日

電通、アテンションデータでリテールメディアを強化

アイトラッキング(視線計測)データに関する調査で、リテールメディアがソーシャルメディアやOOH(屋外広告)に匹敵する効果があることが証明された。

2025年5月29日

今年のカンヌは「従来とは異なるアプローチを」 アーサー・サドゥーンCEO

パンデミック以降最も厳しい経済状況を鑑み、今年のカンヌライオンズは「AI理論」や「創造性そのものへの称賛」にのみ焦点を当てるべきではないと、ピュブリシスのアーサー・サドゥーンCEOは語る。